金で基本人は動きます。
それでも金で動かない人がいます。
そういう人は損しているように見えますが、実は大事なものを手に入れています。
それをわかっているから、金ではなく人で動くのです。
そういう人に多いのが貞操観念が高い人です。
基準がないので説明しますが、大体生きていけるだけの金があればいいと思っていて、それを実現できている人。
こういう人が金ではなく、人で動く傾向が高い人です。
金持ちもたくさん金があるので、人で動く傾向があります。
ただ金持ちは貞操観念が低い傾向があり、なんでも金で買えるという考えの人もいるので肝心の人を見る眼がないことが多いです。
緊迫感が人を見る眼を養います。
限られた金で工夫するから楽しいし、活力が湧きます。
これには金持ちも貧乏人も関係ありません。
今あるものでいかに工夫して現状を楽しむか。
それが一番大切なのです。
それができれば人生は楽しいものになるでしょう。
足るを知る。
今あるもので満足できる感性と、もっと成長したいという飽くなき探究心、向上心は金では買えません。
といったように金で買えないものは必ず人を成長させます。
お金がすべては真理ですが、真理はそれだけではありません。
お金がすべてというのは、たくさんある真理の一つだけでしかないのです。
人で動くとまた違った見方が得られるという話でした。